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埼玉高速鉄道新車両ビジョン「ダイナミックビークルスクリーン」4月より本格営業を開始

更新日: 2020/03/30        一覧へ

ダイナミックビークルスクリーン

 埼玉高速鉄道株式会社(さいたま市 代表取締役社長:荻野 洋)では、2019年11月11日に発表した、鉄道の車両内におけるデジタルサイネージ「ダイナミックビークルスクリーン」の設置を3月に完了し、2020年4月より本格的に営業を開始いたします。

 「ダイナミックビークルスクリーン」は、株式会社ビズライト・テクノロジーが開発したデジタルサイネージです。筐体内にカメラとIoT機器を搭載し、車両内の混雑状況、温度、湿度などをAIで解析し、リアルタイムな環境変化に応じて動的に表示内容や広告を切り替えることができる、鉄道車両内では世界初※1となるダイナミックDOOH※2(Digital Out Of Home)広告媒体です。

 今後、広告配信はもとより、ゲリラ雷雨などの気象情報や、列車の遅延・運休等の運行情報を表示したりするなど、常時通信を行うデジタルサイネージならではの迅速かつ有益な情報配信を検討し、お客様の利便性の向上にも努めてまいります。
 また、車両内の計測、解析等においては、録画および保存は一切行わず、お客様のプライバシーに配慮した運用を行います。

 詳しくは下記をご確認ください。

※1 2020年3月30日現在、ビズライト・テクノロジー社調べ
※2 OOHは、交通広告や屋外広告など、家庭以外の場所で接触する広告媒体の総称。DOOHは、交通広告、屋外広告およびリテールショップなどに設置されたデジタルサイネージを活用した広告媒体を指します。

1. 埼玉高速鉄道について

 埼玉高速鉄道は、浦和美園(埼玉県さいたま市)から赤羽岩淵(東京都北区、東京地下鉄㈱との共同使用駅)間の14.6kmを結ぶ、埼玉県初の地下鉄です。東京メトロ南北線、東急目黒線との相互直通運転を実施しており、浦和美園から東京都心を経由し、日吉(神奈川県横浜市港北区)まで運行しています。

2. ダイナミックビークルスクリーンの設置車両について

 ダイナミックビークルスクリーンは、埼玉高速鉄道が運行する6両10編成すべての車両の乗降用ドア上部4カ所に設置しています。設置面数(モニター数)は合計で480面です。走行位置などの列車運行情報は、ダイナミックビークルスクリーンとは反対側の乗降用ドア上部のLED掲示板でご案内いたします。

DVS設置個所

3. ダイナミックビークルスクリーンで実現すること

ダイナミックビークルスクリーンでは、車両内外のリアルタイムな環境変化に応じた広告・コンテンツの配信が可能になります。
(1) 広告の配信
 デジタルサイネージに搭載されたカメラとIoT機器が取得した、車両内の温度、湿度などの状態や混雑状況、性別、年代などの乗客に関する情報をAIが解析し、車両内の環境変化に応じた動的な広告配信が可能となります。また、AIによる解析により、鉄道車両内でははじめて、乗客の広告接触状況を計測することも可能となります。
(2) コンテンツの配信
 天気や災害などの情報を公衆通信回線によってリアルタイムに取得し、情報を表示することが可能です。ダイナミックなデジタルサイネージならではの迅速かつ有益な情報提供に向けたサービスを推進します。

4. ダイナミックビークルスクリーンの仕様(概要)

設置車両数 埼玉高速鉄道全車両(10編成・60両)
面数/位置 全480面/乗降用ドア上部 1車両あたり4カ所
モニター サイズ 18.5インチ、解像度 1920 (W) × 1080 (H)
設置車両数 埼玉高速鉄道全車両(10編成・60両)
設置車両数 埼玉高速鉄道全車両(10編成・60両)
ロール長 15分
広告料金 種別 販売単位 秒数 料金
1weekスポット 1週間 15秒 150,000円
1weekスポット30 1週間 30秒 270,000円
26weekスポット15 26週間 15秒 1,950,000円
26weekスポット30 26週間 30秒 3,510,000円

※その他の媒体詳細は、埼玉高速鉄道公式サイトにてご確認ください。
https://www.s-rail.co.jp/public/advertisement.php

5. プライバシー保護

 車両内の計測、解析等においては、録画は一切行わず、匿名化された情報のみをサーバへ送信します。また、乗客や生活者のプライバシーに十分配慮しながら利便性を高めるために、一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアムが策定した、「センシングサイネージガイドライン」、およびIoT推進コンソーシアム、総務省、経済産業省による「カメラ画像利活用ガイドブックVer.2.0」に厳格に準拠した運用を行います。

・一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム センシングサイネージガイドライン
https://digital-signage.jp/wp-content/uploads/センシングサイネージガイドライン第1版.pdf

・総務省・経済産業省 カメラ画像利活用ガイドブックver2.0
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban18_01000066.html

6. ダイナミックビークルスクリーンに関するお問い合わせ・お申込み

全般的な情報
埼玉高速鉄道株式会社 総務部サービス向上課
電話:048-749-1621

技術的な情報
株式会社ビズライト・テクノロジー
電話:03-3526-2090

広告のお申込み
埼玉高速鉄道指定代理店、埼玉高速鉄道㈱または株式会社ビズライト・テクノロジー
https://www.s-rail.co.jp/public/sr_adv_agencies_202003.pdf