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南鳩ケ谷

蔵前橋の橋石

南鳩ヶ谷駅から国道122号を鳩ヶ谷方面へ10分ほど歩くと、国道122号と日光御成道(県道105号)が分岐する鳩ヶ谷変電所前交差点に到着します。
交差点右手の川口市立三ツ和保育所の先を右折して200mほど進むと五叉路になり、その角に柵に囲まれた大きな石材が置かれています。川口市指定の有形文化財でもある「蔵前橋の橋石」です。

蔵前橋の橋石外観

見沼代用水の分流である平柳領用水掘から、更に分かれた「新田井堀」の前身の流れに架かっていたものと言われています。
この橋石には、1712年(正徳2年)に造られたことが刻まれており、以前ご紹介した「とんぼ橋の橋石」と同じく、見沼代用水完成前に水が引かれていたことが分かります。

蔵前橋の橋石

蔵前橋の名前は、江戸時代、付近に郷蔵(農村に設置された公共の貯穀倉庫)があったことに由来するものです。
橋を渡る道は日光御成道・鳩ヶ谷宿から日光道・千住宿へ向かう「千住道」で、江戸中期より社寺を信仰する旅人が多く、人々が巡拝のため西新井大師を訪れる際にも利用されたとのことです。

蔵前橋の橋石案内板


蔵前橋の橋石
住所:〒334-0013 埼玉県川口市南鳩ヶ谷1-14