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安全・快適輸送への取組み(サッカー試合編)

サッカーを観戦されるお客様に、安全・快適にご利用いただくために

2014年5月27日

車両基地見学会イベントレポート 2013年10月19日

普段、通勤・通学にご利用いただくことが多い埼玉スタジアム線ですが、埼玉スタジアム2002でサッカー試合が開催される日は、スタジアムの最寄駅である浦和美園駅の景色が一変します。
埼玉高速鉄道は、埼玉スタジアム2002へのメインアクセスとして、多くのお客様に安全に、そして快適に足を運んでいただくよう、日々努力を重ねています。

2ヵ月半前からの
準備

2ヵ月半前からの準備

2014年5月27日に、埼玉スタジアム2002で行われたサッカー試合。その準備は、2ヵ月以上も前の3月中旬に、臨時ダイヤの編成で始まります。
試合の来場者数を予測した上で、19時30分の試合開始に合わせ、往路はスタジアムへ向かうお客様のピークを迎える18時台を中心に、復路はお帰りのお客様が集中する22時台を中心に、計21本の増発列車、17本の運転時刻変更を含む臨時ダイヤを編成しました。
昨年の同種の試合日に運行した臨時ダイヤの列車一本ごとの乗車率を綿密に調べ、混雑緩和と利便性向上を図るべく修正を加えた上で、この日のダイヤを編成しています。同様に、この5月27日の臨時ダイヤにおいても列車一本ごとの乗車率調査を行い、次に行われる試合の日の臨時ダイヤに活かします。
埼玉スタジアム線は、東京メトロ南北線、東急目黒線と相互直通運転をしているため、関連する鉄道会社や東京都交通局に対し、臨時ダイヤへの協力を依頼しなければなりません。臨時ダイヤを編成し、そのダイヤに合わせた人員配置の決定などの準備を経て、試合当日を迎えます。

2ヵ月半前からの準備

2ヵ月半前からの準備

試合当日

試合当日

試合当日。朝8時の通勤時間帯には、青いユニフォームをまとったお客様が既に下車されています。お昼過ぎには、駅構内や、この日に使用した臨時改札の傍に、観戦グッズやお弁当などを販売する臨時店舗が立ち並び、サポーターを迎えます。
浦和美園駅では、普段この駅を使い慣れないお客様が迷うようなことがないように、誘導ポスターやカラーコーンを設置してお客様の導線を明確にしたり、臨時精算窓口を設置するなど、予め決められた準備作業を確実に実施します。
通常、サッカー観戦のお客様のピークを迎えるのは、キックオフの約1時間前です。この日は平日のため、仕事を終えてから来場されるお客様も多く、ピークの時間帯はキックオフ直前まで続きます。

試合当日

試合当日

試合当日

臨時ホームの利用

臨時ホームの利用

この日のようにたくさんのお客様にご利用いただく日に限り、普段使用していない浦和美園駅3番線の臨時ホームを使用します。これは、単に混雑を緩和するためだけでなく、お客様の安全を考えての対処です。臨時ホームを利用していただくためには、臨時ホームの清掃はもちろん、PASMO対応の改札機を移動させたり、PASMOのチャージ機を設置したりと、様々な準備が発生します。さらに、ホームと改札場所を増設することにより、社員の配置にも特別な対応が要求されます。
浦和美園駅に到着されたお客様には、スタジアムへ続く歩行者専用道路をお歩きいただくか、もしくは駅前から出ているスタジアム行きシャトルバスをご利用いただくことになります。シャトルバスを運行する国際興業バスとの連絡を密にし、駅前の混雑を解消するとともに、スタジアムへの導線を確保しています。

臨時ホームの利用

臨時ホームの利用

臨時ホームの利用

スタジアム内で情報を収集し、本社と連携

スタジアム内で情報を収集し、本社と連携

浦和レッズの公式戦も同様ですが、この日もスタジアム内のとある一室に、運営本部が設置されます。
運営本部には、警察、消防、警備会社、鉄道会社、バス会社など、この試合を側面から支える公的機関や会社が集結し、スタジアム入場者数の確認や、各輸送機関が担った往路の輸送状況などの情報を交換しながら、お客様がお帰りの際に利用されるアクセスの準備を進めます。
この日のスタジアム入場者数は5万8千人を超えました。埼玉スタジアム線は、往復路とも、その約6割のお客様の足を担います。スタジアムの運営本部に詰めるスタッフが、入場者数や他の輸送機関などの情報を最前線で収集し、浦和美園駅にある本社と頻繁に連絡を取り、安全運行のための準備を進めます。

スタジアム内で情報を収集し、本社と連携

スタジアム内で情報を収集し、本社と連携

スタジアム内で情報を収集し、本社と連携

試合が終わり
お客様が駅へ

試合が終わり、お客様が駅へ

このような大きなイベントに際しての交通機関の難しさは、試合前よりも試合後にあります。試合に向かうお客様はある程度分散しますが、試合後は、お帰りのお客様が一斉に駅に向かわれます。歩行者専用道路では、人の列が動かなくなるほど混雑を極めることもあります。
埼玉スタジアム線は、試合後の壮行セレモニーなどに要する時間を計算に入れて、お帰りの時間帯の臨時ダイヤを編成しています。しかし、それでも駅が混雑し、お客様の安全を確保する必要に迫られた場合、駅への入場を暫くお待ちいただく場合があります。

試合が終わり、お客様が駅へ

終電後も
作業は続きます

終電後も作業は続きます

日付が変わった24時6分、浦和美園駅発駒込行きの最終列車が発車し、この日の運行は終了します。しかし、駅の仕事はまだ終わりません。終車後、臨時で使用した機器類を撤収し、この日のためだけに掲出されたお客様案内のポスターなどを、全て取り外します。次の日の始発列車から、いつもご利用いただくお客様へ、いつも通りの輸送サービスをご提供するためです。

埼玉スタジアム線の使命 東京オリンピック開催に向けて

2020年、東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。埼玉スタジアム2002は、その開催計画のなかで、サッカー競技会場の候補になっています。埼玉スタジアム線は、日本各地だけでなく海外からも、多くのお客様をお迎えすることになります。埼玉スタジアム2002で行われる数々のサッカー試合で得た経験を生かし、今後も安全で快適な輸送サービスをご提供すべく、使命を果たしてまいります。