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車両基地見学会イベントレポート

2013年10月19日

車両基地見学会イベントレポート 2013年10月19日

「しゅっぱ~つ、しんこ~!」。ちびっ子も大人も、思わずそんな声を上げたくなるほど、わくわくする"鉄道の秘密"が披露された10月19日、埼玉高速鉄道の車両基地見学会。穏やかな好天の下、多くの家族連れやファンの方が、日ごろは入ることができない車両基地の中を歩き回りながら、運転席に座ったり、鉄道の安全を守る仕事に触れるなどして、楽しい時間を過ごしていました。

モーターカー
試乗体験

モーターカー試乗体験

浦和美園車両基地の入り口を入るとすぐ目に付くのがモーターカーの試乗体験。レールや枕木の交換など深夜の保守作業で活躍しているだけに、日頃見慣れないモーターカーは10時の開場と同時に長い行列ができる人気ぶり。乗り込んだ皆さんは、見晴らしのいい、高い運転席で爽やかな風を受けながら、沿道で見学する方に手を振るなど、景色を楽しんでいました。

モーターカー試乗体験の様子

モーターカー試乗体験の様子

モーターカー試乗体験の様子

レールスクーター
体験乗車

レールスクーター体験乗車

レールスクーターは、作業員が軽作業のために線路を移動する時に使われる隠れたアイテム。前の座席に2人、後部に2~3人が乗りこみます。レバー操作で疾走するレールスクーターは視線が低いだけに、景色がぐんぐん迫り、迫力満点。いったん停止し、ほぼ同じスピードでバックするスピード感も格別です。

レールスクーター体験乗車の様子

レールスクーター体験乗車の様子

レールスクーター体験乗車の様子

車両牽引車
リモコン運転操作

車両牽引車リモコン運転操作

電車10両を引っ張ることができる車両牽引車は、手動とリモコンで操作することができます。リモコン操作に挑戦したちびっ子たちは、手元のダイヤルを回して牽引車を前進させ、ブレーキを掛けて停止、ボタンを押して警笛を鳴らし、ダイヤルを逆回転させてバックさせます。自分の操作で大きな車両が動く様子に、ちびっ子たちは大満足。その誇らしげな表情に、何度もシャッターを切るご両親の姿も。

車両牽引車リモコン運転操作の様子

車両牽引車リモコン運転操作の様子

車両牽引車リモコン運転操作の様子

駅員さんの制服体験
プラレールコーナー

駅員さんの制服体験・プラレールコーナー

鉄道マークが入った駅員さんの制服と帽子を着られるのは、ちょっぴり恥ずかしいけど、嬉しい体験。幼稚園児から小学校低学年程度の男女のお子様が、次々に制服の上着と帽子を身に着けては、車両の前で「はい、ポーズ」。自分の順番までに、敬礼のポーズを練習する兄弟の姿も見られました。 プラレールコーナーにも、たくさんの人だかりができました。山やトンネル、都会の高層ビルやお城があるコースを何種類もの電車模型がぐるぐる走り回る様子に見入っていました。

駅員さんの制服体験・プラレールコーナーの様子

駅員さんの制服体験・プラレールコーナーの様子

駅員さんの制服体験・プラレールコーナーの様子

ベーゴマ体験

ベーゴマ体験

子供から大人まで幅広い年代に人気のベーゴマを体験できるコーナーも賑わっていました。現在、日本で唯一、ベーゴマを製造している日三鋳造所の中島茂芳さんが子どもたちの手を取り、「ひもの巻き方が逆だよ」「投げる時は、もっと腰を落として」などと、丁寧に指導。子どもたちはもちろん、大人も負けじとベーゴマにヒモを巻きつけては、勝負を仕掛け、ベーゴマがぶつかり合うたびに歓声が湧き上がりました。

ベーゴマ体験の様子

ベーゴマ体験の様子

ベーゴマ体験の様子

車両見学・鉄道模型運転
(Nゲージ)

車両見学・鉄道模型運転(Nゲージ)

検査修繕庫ではレールが高い位置にあるので、お父さんに抱っこされた小さなお子様も、日ごろは見ることができない車輪や列車の下部に興味津々の様子。 山やビル、駅が並ぶ広いコースを精巧な車両が走り回るNゲージも人気の的です。ちびっ子たちは係員に操作のし方を確認しながら、速度調節つまみを動かして車両を発車させ、コースを1周したところで、発車駅にきっちり停止させる操作に集中していました。

車両見学・鉄道模型運転(Nゲージ)の様子

車両見学・鉄道模型運転(Nゲージ)の様子

車両見学・鉄道模型運転(Nゲージ)の様子

運転席体験

運転席体験

ガラス窓越しに見る運転席に入れるのは、見学会ならでは。計器がずらりと並び、レールを見下ろす運転席に座ったちびっ子たちは、本物の運転手さんになった気分でニッコリ。係員の指示を聞きながら、スピードをコントロールするハンドルに触れたり、ボタンを押したり。電車が大好きだという小学1年生の男の子は、憧れのハンドルを握った運転席から戻ってくると満足したように一言。「すごかった」。

運転席体験の様子

運転席体験の様子

運転席体験の様子

運転席操作
パンタグラフ操作

運転席操作・パンタグラフ操作

古い車両で使われていた運転席の操作を体験できるコーナーでは、電車に掲示される行き先表示を変えたり、制動弁のハンドルを動かすことができます。笛の弁を開くと、「ポーッ!」と大きな汽笛が鳴ります。 電車の屋根に取り付けられているパンタグラフは、間近に見るとかなり大きい装置だということがわかります。菱形に折り畳まれたパンタグラフを、ボタン操作で大きく広げ、また閉じる操作もなかなか貴重な体験です。

運転席操作・パンタグラフ操作の様子

運転席操作・パンタグラフ操作の様子

運転席操作・パンタグラフ操作の様子

鉄道模型運転
シミュレーター

鉄道模型運転シミュレーター

Nゲージを走る1台の車両から見える景色をモニターで確認しながら運転をシミュレーションするコーナーも、順番を待つ子供の列が途切れない人気コーナーです。運転席に座ると、右手のプレーキを解除して出発。左手のレバーでスピードを上げると、スピードメーターは80キロに!駅が近づくとブレーキをかけて停止。狙ったポイントでぴたりと止まると、後ろから見守っていたママが「やったね。カッコいい!」。ちびっ子に笑顔があふれます。

鉄道模型運転シミュレーターの様子

鉄道模型運転シミュレーターの様子

鉄道模型運転シミュレーターの様子

自動洗浄機
体験電車

自動洗浄機体験電車

電車を綺麗に保つために、車両洗浄は欠かせない仕事のひとつ。来場者を乗せた電車が時速5キロでゴトゴトと進むと、ちびっ子たちが窓の外の人に「ばいば~い」と手を振ります。数分進むと、「うわー、来た~!」。子どもたちの歓声とともに水しぶきと緑の大きなブラシが現れ、バタバタと音を立てて窓を洗っていきます。女性の車掌さんが社内アナウンスで、「一度の洗浄に約1トンの水を使うため、雨水をためて利用し、洗った水は再処理して使っています」と、エコな仕組みを教えてくれました。

自動洗浄機体験電車の様子

自動洗浄機体験電車ーの様子

自動洗浄機体験電車の様子

車両基地見学会とは

埼玉スタジアム線沿線の皆様やご利用のお客様に対して、感謝と当社事業への理解を深めていただくため、毎年開催いているイベントです。会場ではお客様が日頃、目にすることができない車両基地の中で、身近に電車を見たり、車両洗浄体験乗車や大型保守用機械に乗っていただきます。駅員や乗務員、保守関係社員とのふれあいを通して、埼玉スタジアム線が身近な鉄道であると感じていただくため、社員による手づくりのイベントとして開催しています。
(イベントの内容は開催年によって変わります。)